A BLANK in ONE's MEMORY
刻を隔てた再会は・・・正直な話、だめだめ状態だった。
「男の子と2人ってのはちょっと苦手だから・・・」と、連れてきていた彼女の友達と彼女のやりとりのほうが多かったり、うまく会話に持ち込めても、無常なベルが引き裂いたり。
結局、完全な大コケ。
“恋愛成績赤点”な自分の無力さを、生まれて初めて恨んだ。
そんな“生まれて初めて出会った少女”に
“二度目の恋”をしたのは内緒の話。
あぁ・・・でもなんかさ、お互いによそよそしくなっちゃって大変だぁよ。
ちゃんとこれからも連絡取り合えるかなぁ?
もうちょっとガンバってみるさ。