「たのしみにしていた遠足の途中で雨が降ってしまったらつまらなくなる」かどうかですが、
雨でたいへんな目に遭ったことの方が、かえって印象に残ってしまうほうが多いですよね。
あとから客観的に見れば、「それも、よかったことではないですか?」ということです。
自分の中にある何かを伝えたいというよりは
私からみてあなたってこんな感じですよって伝える
高畑勲氏の作品はそういうイメージがある
見ててどこかくすぐったい
それが時に悲しかったり、心地よかったりする
そんな不思議な世界の見方ができる作品
あなたのような演出ができる人ってもう現れない気がします