じっちゃんに・・・・なりたく( ´・∀・`)ネー。

というわけで遂に見てみましたよ。
金田一少年の事件簿・・・っぽいドラマを。
しかしまぁのっけから陸上部だったり、KAT-TUNから補充要因いたりと・・・「ナンパ野郎＆ゲーセンでサボる」って事だけは原作・金田一一の初期設定と同じなのね。
でもまぁ１番ツッコミたいのは、吸血鬼伝説殺人事件って「金田一少年の帰還」が究極の見せ場になるのにそれっぽい演出がなかったのが残念ってトコ。２代目・松本潤ver.が別に旅に出るチックな終わりじゃなかったから意識しなかったんだろうけどさ・・・一応、前回から４年のブランクがあるわけだし、もっと凝っていい部分じゃないかなぁ？せめて“村を自転車で駆けてきて（車輪だけみせて、顔は見せない）、美雪に投げ飛ばされて・・・え！？はじめちゃん？！”みたいなほうが面白かったのにな。初代・堂本剛ver.メインタイトルのアニメーションが自転車の絵がつらつら走って完成するヤツだったし、そこを拾えたら感動モノだったけどね。

• 脚本：福間正浩・・・誰？ｗ　あ〜二宮和也版・南くんの恋人で５話だけ担当したのね。ってそんな大抜擢するほどの経歴もないうえに、今回の脚本はちょっと・・・。もうちょっとミステリーものに慣れてる人使うべきじゃなかったの？
• 音楽：仲西匡・・・サイコメトラーEIJIを担当してた経歴があるけど、ぶっちゃけEIJIのサウンドもパンチが弱かった記憶があるからなぁ。EIJIは堤幸彦演出だったからそれで補われてた感じやね。やっぱ初代を担当した見岳章がいかに素晴らしかったかがよくわかった。
• 演出：池田健司・・・ナースマンはなっち出てたから見てたけど、別にあれミステリーじゃないからなぁｗ　んでもって瑠璃の島でしょ？　ミステリーもので演出の開拓をしたかったんだろうけど・・・蓋を開けると、微妙な人間ドラマの演出に凝って、肝心のミステリーの部分にまるでパンチがないあたりが本末転倒って感じかなぁ？結局これでさらに、堤幸彦がいかに素晴らしいかが良くわかった。
• 金田一一：亀梨和也・・・このぐだぐだな作品を任された君は、ある意味で被害者ｗ 君自身ももっと違うものを想像してたに違いないと思う。原作っぽいのだったり、初代っぽいのだったり。 普段の抜けてるはじめと、推理披露するとき自信に満ちたはじめの演じわけでもうひと押し欲しかったかな？・・・連ドラでガンガレ。
• 七瀬美雪：上野樹里・・・脚本が脚本だけに、原作や先代と比較のしようがなかったり。鈴木友子＠スウィングガールズで見せた演技力はそれなりに評価してるので、やっぱ作品の被害者でしょうね、彼女も。
• 剣持勇：加藤雅也・・・自分もまともな日本語を話せないのに、相手に「おまえ」だとかそういう単語を言わすことで笑いを狙おうとしたと思われる今回の剣持。ご時世柄そんなキャラが出てくると見てるほうは激しく萎えます、ぶっちゃけ笑えません。あなたも被害者です。でも最後の「まじやべぇ」が凄まじく白々しいのは作品のせいじゃないですよね？(￣▽￣;A ｗ あと、あなたが持っていた「乞ご期待」の扇子は「連ドラ化しますよ」の伏線ですね？

結局だ・・・・今回の金田一、面白いと思った人はいるのか？
どこを取っても「初代がよかった」としか言い様の無いように見えたんだけどな。っていうかもうもはや単純につまらないだろ、これ。比較云々は無しでもさ。
ついでに言えば・・・アレだけキャラクターの中身を弄るんだったらいっそのこと「金田一一の従兄弟」にしちゃえばよくね？それなら「金田一少年の事件簿」の名も「金田一耕助の孫」って設定も同時に生きるじゃん。従兄弟にしちゃえば別人になるわけだから、初代なり２代目なりを連れて来て、ダブル金田一で推理するなんていうドラマならではのジャニヲタ発狂モノなオリジナルストーリーも作れるのにな。剣持はいいとして、幼馴染がどっちも美雪だとそれはまずいけどさ。なんぼなんでも同姓同名じゃ違和感がありすぎるｗ はじめのほうもねｗ

とりあえず、はっきり言える事は「『先代が作ったネームバリューに頼っただけ』と言われても仕方ないよ、これじゃ。」・・・・ってコトかな？それくらいつまらない。
連ドラになってからもこのぐだぐださをひっぱるようであれば確実にコケるな、これは。